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母を亡くした子と、子を残して逝かねばならなかった母の、時間も空間も、現世と幽界の境目をも飛び越えた、別れと再会の物語。

頭の中に、幻のような悪夢のような、はたまた意志を持った生き物のような、「ナラ」という都の姿がゆらゆらと立ち上がってくるようでした。物語の中の「ナラ」は、私の知っている「奈良」とは同じようで同じではない、そう分かってはいても、例えば大仏殿の異様なほど巨大な建物を目にした時、なにかしら胸の奥でぞわぞわと粟立つものを感じずにはいられない。もう、「奈良」をこれまでと同じ目で見ることはできないのかもしれない、そんな風に思わせるほど、「ナラ」の姿は禍々しく、そして神々しくもあったのでした。
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2015.07.09 Thu l 日本小説(未分類) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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