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推理能力も料理の腕前も抜群の奥さんと、人は好さそうだけれどぱっとしない(失礼)小説家のご主人が解き明かす、謎の数々。この奥さんが、洞察力が鋭くてお人柄も良く、そして可愛らしいという、それはそれはもう素敵な女性で、女の私も「こんなお嫁さんがほしい……」と思ってしまいました。

持って生まれた推理の才で、事件に隠れた小さな違和感を突破口に、次々と難問を解決に導く奥さま探偵の手腕はお見事。登場する料理もどれもこれも美味しそう、なのだけれど、ひとつだけ引っかかったのは、完璧な妻に頼りっ放しのご主人がどうにもこうにも頼りなさすぎる(そこが愛嬌なのだといえばそうなのだろうけれど)ように思えてむずむずしてしまう、ということ。素晴らしい手料理をふるまってくれる奥さんが、ひとり台所で忙しく立ち働いているのに、男性陣は妻の分を残しておこうともせず食べる人に徹していて、そこもむずむず……と思っていたら、解説に全く同じようなことが書いてあって、ちょっとすっきりしたのでした。

人の心に潜むどろどろしたものを、いっそ冷徹なくらいに明るみに引き出してしまう奥さま探偵。柔らかく優しく見えて、彼女はきっと芯にとても強いものを持っているのだろうと思います。そんな奥さんが、若かりし日にちょっとした細工をしてまで結婚にこぎつけたのだから、ぱっとしないの頼りないのと散々な言い方をしてしまったご主人も、きっと魅力的な男性である……はず……?
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2012.04.27 Fri l ミステリ(日本) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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