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怪談、と銘打ってはあるものの、いわゆるあやかしが登場するような怪奇譚ではなく、人の心の内に潜む異界、とでもいうようなものの物語が多かった、ように思います。背筋を冷やすような怖さではなく、もっと甘美で時には官能的で、端正な美しい恐怖、とでも呼びたいもの。

現実と夢幻との間を危ういバランスでさまようような、そして時にはうっかり足を踏み外して(あるいは意図的に踏み出して)「あちら」の世界へひょいっと行っていまいそうな、一度絡め取られると「普通の日常」へはなかなか戻ってこられないような魅力を感じました。

好みの短編を選ぶならば、「葉桜と魔笛」「ア、秋」の二編でしょうか。特に後者は、私がこよなく愛する秋について、あれやこれやの考察や名文句が並んでいて、唸りつつ読んだのでした。
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2010.12.20 Mon l 日本小説(未分類) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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