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純真無垢そうな顔に気を許していると、突如として切れ味鋭い刃物で切りつけられるので、決して油断ならない、というのが、私の抱いているこの方の印象なのだけれど、今回もその予想を裏切らず。
と言っても、「柔らかそうなファンタジー」という外面をしていないだけに、それほど寝首を掻かれるような驚きは少なかったようにも思います。
……なんだか酷い言い方をしているようですが、もちろん全て「良い意味で」という前置きが付きます。

不可思議も気味悪さも、愛らしさも恐ろしさも、切なさもユーモアも、奇想天外も生々し過ぎる日常も、あらゆるものがごった煮になった愛すべき混沌、とでも呼びたいような世界でした。書き手としての顔を覗かせるならば、こんな掌編集を編むことができたらさぞかし楽しいだろう、と夢想してしまいました。ただ、勝手な想像ですが、まるで幼い子どものように、大きく見開いた目で世界をこれでもかと凝視していなければ、こんな物語たちは生まれえない、という気がします。

春日武彦氏の解説も、「ショート・ストーリー集のボーナストラック」と言われても納得できそうなほど、素敵でした。
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2011.02.26 Sat l 日本小説(未分類) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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