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よくもまあこれだけ次から次へ、と呆れるくらいに大小様々な事件のオンパレード、しかし厭わず駆け回るフロスト警部は、根っからの「仕事の虫」なんでしょう。よれよれのレインコートにマフラー、といった草臥れた格好も、ふっと相手の懐に入り込んでしまう人柄も、書類仕事が苦手なところも相変わらず。しかし、ジョークはちょっと控えめだったような気もします。

あまりに目まぐるしすぎて、途中どれがどの事件で誰がその関係者なのだか混乱してしまったせいか、前作に比べると印象が煩雑な感は否めないのだけれど、「数打ちゃ当たる」と言わんばかりに動き回り喋りまくり推測しまくるフロスト警部の行動力のおかげで、中だるみや退屈はしませんでした。

確か、『クリスマスのフロスト』のラストで、重傷を負ってはらはらさせた警部ですが、さすがの逞しい生命力で、見事に復活を遂げたようです。そういえば、前にコンビを組んでいた刑事さんはどうなったんでしょうか。ようやく息が合ってきた、と微笑ましく思っていたのですが……。

今回も、若くて切れ者の相棒にさんざっぱら馬鹿にされ通しの警部ですが、初めてその彼から「警部」と呼びかけられるシーンは、とてもあっさり書いてあるのだけれども、なかなか良い場面でした。
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2010.06.15 Tue l ミステリ(海外) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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