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料理を作ること、美味しくいただくことに纏わる、じんわりと味わい深いエッセイ。
食べることは生きることに直結していて、そうとなれば「食べるを楽しむ」ことは「生きるを楽しむ」に繋がるし、「食べるを豊かにする」ことは「生きるを豊かにする」ことになるのだ、と感じました。でも、決して肩肘張った「お料理哲学」の本ではなくて、「料理において大事なものは人の手である」だとか、「うまいまずいは塩加減ひとつ」であったりとか、秘訣は簡潔明瞭。でも、そこが奥深いのですけれども、ねえ……。

炊飯器を使わずご飯を炊く、蒸し器を活用する、電子レンジを捨てる、といったことごとは、どれもが美味しいものを美味しく味わう、ごくシンプルな手段なのだけれど、そして実行するのは決して難しくないよ、とこの本は背中を押してくれるのだけれども、実際にはやはり、そこまで潔くは(羨望の思いは抱きつつも)なかなかなれません。
 
そして、「食べること」の幸福がたっぷり凝縮された本であるだけになおさら、「食べない」「食べられない」に関するエッセイが印象に残っています。煮干しを齧る、ナッツを齧る、空腹ののちにやってくる「澄んだ」一瞬。

そして、カップ酒でおつまみを持って公園でひとりピクニック、の光景の、なんと楽しげだったことか! ひとりで外食することが苦手な(と、いうよりも、できない)私にとっては、羨ましいとともに、ある意味参考になる内容でもありました。
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2009.09.08 Tue l l コメント (0) トラックバック (0) l top

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