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科学者列伝、というよりも、冒険者列伝、といった趣があります。登場する人々ときたら、「航空機パイロットの安全性を高めるために超高速ロケットスレッドで凄まじい重力を受け続け」たり、「心臓を“見る”ために自身の血管にカテーテルを通して観察し」たり、「消化の仕組みを確かめるために木の筒や麻袋や骨などを飲み込み続け」たり、いくら豊富な専門的知識に裏付けされているとはいえなんと無茶な、と唖然としてしまうようなエピソードの持ち主たちなのです。

元々は子ども向けの科学本だったということなので、そのせいなのか非常に吸収しやすい文章になっています。訳文も、章タイトルもなかなかに良い、と思います。もしも私が小学生くらいの頃にこの本が存在していたならば、夏休みの自由研究は絶対にこのテーマを選んだだろうなあという気がします。

例え、自らを実験台にすることで多くの人命を救えるかもしれない、ということが分かっているとしても、使命感だけでここまでの危険に身を晒すことができるものだろうか、という疑問が付き纏っていたのですが、最後の章でようやくつかえていたものが取れたように思いました。自分の限界を知りたいという探究心、そして(言い方は悪いかもしれませんが)猫をも殺す好奇心、それらの相乗効果があってこそ、人はここまで勇敢に(時には無謀に)なれるのですね。
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2009.08.13 Thu l 科学・学術 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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