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ロンサム・ジョージ(ひとりぼっちのジョージ)とは、ガラパゴス諸島に生息するゾウガメの内、たった一頭生き残ったピンタゾウガメの愛称です。種の絶滅を防ぐべく、繁殖が試みられてはいるものの、高齢のためなのか、長年の独り身生活のせいなのか、現在のところ成功はしていません。

「フラッグシップ」という単語を目にしたのは初めてですが、本文から引用すると“自然保護の意識と行動を呼び起こすカリスマ性のある動物(もしくは植物)”のことを指すそうです。ジョージ自身が何を思っているかなど推測もできないにせよ、深く皺の刻まれた風貌を見ていると、「一体なぜこんな境遇に陥らねばならなかったのか」と問い詰められているように思えてくる……のは想像力の、あるいは罪悪感の成せる技なのでしょうか。
八十歳代とはいえ、ゾウガメの世界においては未だ若輩者であるジョージは、不慮の事故などがなければこれから百年は寿命が残されているそうです。百年も経てば、今地球上にいる生き物のほとんどはもう存在しないに違いありません。それだけの長い年月を、ある一つの種の最後の生き残りとして生き続ける彼の目に映る未来がどんなものであるのか、ということを考えると、私などはついつい(こうした問題に向き合うには冷静な認識力が必要なのではないかと思いつつも)感傷的になってしまいます。
そしてはたと、なるほど、こうして人の感情を強烈に動かしてしまうのがフラッグシップのフラッグシップたる存在感なのか、と納得したのでした。
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2009.08.06 Thu l 科学・学術 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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