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この本は、友人から「多分、あなたが自分では手に取ろうとしない本だろうと思う」という言葉と共に譲り受けました。ありがとうございます。そして、有り難く貰い受けたにも関わらず今回はかなり辛口であります。

愛児を病気で喪った主人公夫婦は、子どもを金銭でレンタルしている会社から、亡くした息子そっくりの男の子を購入します。初めは何もかもが幸福に上手くいくかと思われた「息子」との生活でしたが、一ヵ月が経つ頃から子どもは急激に老化し始め、やがては主人公を慄かせるほど変わり果てた姿に……。

物語の設定としては面白いと思うし、恐怖の煽り方もホラーにあまり免疫の無い私には十分に怖ろしかったのですが、しかし文章がどうしても好きになれませんでした。重苦しいシリアスなテーマと文体の軽さが、アンバランスに感じられて仕方がなかったのです。
そもそも私の文体の好みは年々厳しくなっているので、エンターテインメントなんだから、と割り切って読めばいいものを、例えば「スパゲティー屋でパスタが出てくるのはなぜだ」だの「カーテンと同じ色の水色のスーツってどんなだ」だの、細かいことが気になりだすと、もうどうにもいけません。

ラストのどんでん返しには、確かに驚かされました。でも、もう少し別の落とし方があったんじゃないかと……この説明だと一気に全ての説得力が無くなるようで駄目押しの卓袱台返しでも食らったような気分になってしまったのですが……。
最後の最後まできついことばかり言いまして失礼いたしました。面白くなかったわけではないけれど、私の趣味には合わなかった、ということで、どうかお許しを。

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2008.11.29 Sat l ホラー(日本) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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