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トマソンとは、1.主として不動産に付着した物件で、2.何の役にも立たない無用の長物であり、3.それでいて大事に保護され、保存されており、4.なおかつ人の心を揺さぶる「何か」を秘めたもの、であります。

ひとつひとつの物件は、きっと通りすがりに出会っても、ちょっとヘンなもの、程度に見逃してしまうかもしれないですが、それがこれだけ蒐集され、分類されると壮観であります。そして、思わず自分でも探してみたくなるのがトマソンの魅力でもあります。しかし探そうとして見つかるものではなかなかなく、辛うじて「高所ドア」らしきものに出くわしたのみ。

掲載の数あるトマソン分類の中では、私は「原爆タイプ」と名付けられた壁面転写タイプの物件に、心惹かれました。もうそこにはないのに、異様な存在感で焼き付けられた建物の影。実物をもし目にしたら、数歩後ずさってしまうかもしれません。

そして、ビルに沈む町・谷町を巡る探訪記が印象的でした。中でも、煙突写真は圧巻です。高所恐怖症だから、というだけでは片付けられない衝撃、いやいっそ感動したとさえ言ってもいいかもしれません。この煙突写真の辺りから、私はどっぷりトマソンの魅力、いや魔力にはまってしまったようです。「超芸術」に、大勢の人が心動かされた、というのも頷ける気がします。

それにしても、トマソン研究最盛期からおよそ二十年が経った今、世紀の変わり目を乗り越え、激動の時代を生き抜くことができたトマソンは、一体どれほど存在するのでしょうか。
願わくば、したたかに生き延びたトマソン物件にとって、現代が生き辛い時代である、などということがありませんように。
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2008.06.12 Thu l 科学・学術 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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